MAXON Cinema4D がR12を発表してわずか一日しかたっていないのに、CGTalkやC4DCafeの書き込みには今回のバージョンアップに歓迎しない声が圧倒的に多いことに驚かされる。
その理由のほとんどは不釣合いなほどの価格上昇だとする意見が多い。そのため今回のアップグレードを見送る者や、中には見限って他のソフトに乗り換えると言い切る者も少なくない。
MAXONは乗り換えキャンペーンやこの夏のサマーキャンペーンで、おそらくC4Dユーザーを増やすことができたであろう。しかしこの調子ではR12になったことで増えるどころか減少するかもしれない危惧すらある。実際、私のようにこの夏XLからStudioバンドルにグレードアップした者にとっては、値上げ率はそれほど高くないと感じるのだが、そうでないものにとっては二倍以上のアップグレードによるコスト増となる。
では今回の新バージョンの内容はどのような特徴かというと、ダイナミクスやデフォーマがかなり機能を充実させたようで興味が出る内容だが、
期待していたBodyPaintはまったく変化は見られず、また多くのユーザーが望んでいたモデリング関連も目立った変化はなかった。
期待していたBodyPaintはまったく変化は見られず、また多くのユーザーが望んでいたモデリング関連も目立った変化はなかった。
ハイエンドソフトと呼ばれているMAYAや3DsMAXについて詳しいことは知らないが、価格はほとんどそれらに追いついた感じだ。
しかし実際ソフトの内容自体はどうなのだろうか。少なくとも商業ベースで比較すればまだまだ同じレベルとは決して言えないだろうと思われるが、
MAXONにとっては自信を持っての今回のバージョンアップであったのだろう。結果が吉と出るか凶と出るか、大きな賭けになるかもしれない。
しかし実際ソフトの内容自体はどうなのだろうか。少なくとも商業ベースで比較すればまだまだ同じレベルとは決して言えないだろうと思われるが、
MAXONにとっては自信を持っての今回のバージョンアップであったのだろう。結果が吉と出るか凶と出るか、大きな賭けになるかもしれない。