ビデオチュートリアル#45 頂点マップとテクスチャ

今回のCienma 4Dビデオチュートリアルは、頂点マップでテクスチャリングをするやり方です。
UVがなくても頂点マップを作成して、その部分にアルファチャンネルを用いてテクスチャリングします。
汚れや衣服の変色などを表現するのに便利そうです。
初心者の方は参考にしてください。
(動画下のタイトルをクリックするとVimeoのHDで見ることができます)

Cinema 4D Vertex mapping and texturing from sunnyboy on Vimeo.

USA! コールに沸く米国と不安

あの衝撃的な9.11事件をNHKのニュースでリアルタイムで見ていた時から、早いものでもう10年たった。そしてつい先日5月1日(日本では5月2日だったか)に、そのテロを計画した本人とされるオサマビンラデンが、アメリカ海軍の秘密特殊部隊、「SEALSチーム6」によって殺害された。そのニュースの直後全米が歓喜に沸き立った様子もニュースで流れた。MLBのメッツとフィリーズの試合が行われていた野球場の観客は、携帯のニュースなどでそれを知ったのだろう、やがていっせいにスタンド全体が「USA、USA」コールの嵐となった。気の毒なのは何も知らない選手たちで、ちょうどその時バッターボックスに立った選手は空振り三振となり、ベンチで怒っていたのもテレビで放映されていた。
 ビンラデンの死体の顔写真が現地の新聞やネットなどで流れたが、それが偽造されたものだという情報も数多く出て、結局それは画像ソフトで合成されたものであったらしい。CNNニュースでは、今後アメリカ政府がビンラデンの死体の写真を公表するかどうか検討中であるという。
 しかし素人ながらに疑問に思うことがある。それは、殺害されて後あまりのスピードの速さで死体は海軍によって運び出され、空母カールビンソンにてだびに付したというのである。イラク戦争時のフセイン大統領は生け捕られ、後に絞首刑になったのとはかなり異なる。またビンラデンであることをDNA鑑定で確認したとしていることも本当かなと思う。DNA検査には多少時間がかかるだろうし、そもそも空母カールビンソンでそんな検査が可能なのかということである。
 オサマビンラデンと言えば過去にも重病説が流れたりした。特に腎臓病があり人工透析治療をしているともうわさされていた。しかしニュースで殺害時の状況の一部が写真報道されていたが、明らかな透析機器などはなかったようだ。
 ともあれ、ビンラデンが死亡したことは間違いないだろう。殺害時に救出された親族や他の人たちは確保されているので、やがてそれらの証言でも証明されるだろう。おそらくかなり綿密に計画されたオペレーションであったにちがいない。ただアメリカがアフガンから撤退する計画であること、オバマ支持率が低下していたこと、また直前にウィキリークスが重要な情報を流したことなど、いろんなことが重なってこのタイミングとなったかもしれない。5月1日はヒトラーが死んだ日であり、またメーデーの日でもある。共産主義を嫌うアメリカとなにか関連があるのかもと疑いたくもなる。
 しかし、アルカイダやイスラム原理主義の反抗や新たなテロを起こすのではという不安を生んだことも事実である。アルカイダテロ組織が核攻撃をしかけるかもしれないという最悪のシナリオもアメリカは認識しているようだ。2006年にはアメリカ高官たちが、核によるテロ攻撃があるとの情報から、一斉にワシントンから避難したという事実もあるらしい。そんなことを言えば日本は別の深刻な核問題をかかえているのだが、このうえ原発がテロに見舞われたら、それこそ悪夢中の悪夢になってしまう。

映画「英国王のスピーチ」と音楽

最近奥さんと映画『英国王のスピーチ』を観た。アカデミー賞など4冠 をもらっただけあって見ごたえがあり、特に奥さんの評価は高かった。私自身も満足したわけだが、少し気になったところがある。それは映画の中と終了後に流れた音楽についてである。
 この映画のテーマは吃音に悩むイギリス国王(現エリザベス女王の父)が、必死の努力で克服し、第二次大戦のドイツ空爆開始の直前に歴史的スピーチを成功させるという感動実話に基づいた内容である。
 そこで気になったのは何かというと、映画の要所で流れた音楽のほとんどはクラシックだったのだが、違和感を覚えたのがその選曲である。まずモーツアルトのフィガロの結婚序曲、ベートーベン交響曲第7番、それにピアノ協奏曲第5番「皇帝」、モーツアルトクラリネット協奏曲等々である。
 映画の中でドイツ軍行進は実写フィルムが使われるが、そこでは国歌ベートーベン交響曲第九「合唱」のメロディである。これは仕方がないとしても、映画の終盤はドイツ軍の空襲が始まろうとする緊迫した状況を表現しているのに、ベートーベンなどのドイツの作曲家の曲が選ばれているということである。なぜイギリスの作曲家の音楽が選ばれていないの?という単純で素朴な疑問を持ったのである。
 しかし奥さんの意見は違った。つまり良い音楽は世界普遍のものであるから、誰がどこの国籍だから良い悪いというのは問題ではない、むしろ問題とするのがおかしい、というのである。…なるほど、そう考えれば気にすることもないのだというふうに、結局この件に関しては今では私も気にしていないというところに落ち着いた。
 しかし、もう一言付け加えたいことがあるが、それは映画の終了後に流れた曲で、たとえばベートーベンピアノ協奏曲第五番の第二楽章とか、モーツアルトのクラリネット協奏曲第一楽章などはあまりにも有名できれいな曲であり、ただ良い曲を寄せ集めただけという感じがした。それにクラリネット協奏曲に至っては、導入部から曲が流れていよいよクラリネットの演奏が始まるぞ、というまさにそこで終わってしまうのである。何それ、という思いであった。