謹賀新年 2015

去年は実に久しぶりに奥さんとハワイに旅行したので、羊の年賀状を作りました。

ことしもよろしくお願いします。

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今日は秋分の日なのに

今日は秋分の日だった。私は今朝8時ごろ東海環状高速道路を車で走っていた時だった。
岐阜県から愛知県の県境のトンネルに入る頃から急に雨が降り出した。
そしてトンネルを抜けたとき、あたりはまるで別世界かと思えるくらいの天候となっていた。
突然の激しい雨と稲妻の襲来に見舞われたのだ。
それにトンネルを出たのかどうかわからないくらいの辺りの暗さ、いやむしろ照明があるトンネルの中のほうが明るかったくらいだった。
前を走っていた車もいっせいに減速しはじめた。
私も時速60から80キロぐらいに落とし、ハンドルを抱くような格好で、激しく動くワイパーの先を、おそらく瞬きもする余裕もないくらい緊張して運転をしなければならなかった。
時折辺りを閃光が襲う。間を入れずの雷鳴。大粒の雨が車体に激しくぶつかる音を耳にしながら、感覚がまったく麻痺してしまうのではないかと思うほどであった。
そのうち路肩のスペースに停車してしまう車もいたが、さすがにそれはかえって危険だと察したのでなんとか前の車との車間距離を保ちながら、必死で運転を続けた。
するとそのうち車の天井がパンパンと音を立て始めた。
最初は大粒の雨が車に落ちて当たる音だと思った。
しかしだんだんそれが一層大きな音になり、時にはバリバリバリとまるで車が機関銃で撃たれているかと勘違いするくらいの音になっていた。
これは雨ではない、もちろん車にカミナが落ちたわけでもないはずだ。もしそうなら車も焦げてしまうはずだからそうではない。なんだこれは…。
すると車の前の高速道路の路面に飛び跳ねる小さいモノが見えた。雨にしては大きいし、なんだか角張っている。
そう、それは雹(ひょう)だったのだ。
たしか子供の頃一度雹を経験したことはある。しかし車に乗っていて雹に見舞われるのははじめてだ。
きっと私の車はべこべこになってしまったにちがいない、そんな心配までしてしまった。
しかしもう少し行けば次のトンネルがあるはずだ。トンネルに入れば救われる。
やがてトンネルに入ると、一変してそこは平穏な別世界だった。
そもそも特に長いトンネルの運転はあまり好きではないのだが、そのときだけはトンネルの存在がありがたく感じられた。
 
トンネルを抜けると雨こそ降ってはいたが、カミナリと雹はなくなっていた。
私はいくらか疲れてしまったので高速道路のパーキングで少しの間休むことにした。
西のほうの空はやや明るかったが、私がむかう名古屋の町の上にはまだ黒い雲が覆っていた。
そしてその雲の下には薄黒い筋が垂れ下がっていた。それは雨が激しく降っている証拠だった。
そして時々稲妻が光るのも見られた。雷鳴もやや遅れて聞こえてきた。
 
祭日だというのに悪夢のような経験だった。それはきっと2,3分のそれほど長くない時間だったにちがいない。
しかし、そのときは2、3十分の長い時間に感じられた。
家に帰ると夕方のニいュースでは、日本のあちこちで雨や風、カミナリの被害が報道されていた。
しかし、雹のニュースはなかった。
庭から夜空を見上げたら、一日遅れの仲秋の名月が輝いていた。
 
(写真は名古屋の町の上を覆う黒い雲とその下に見える雨のすじ)

長野県の宿場町、妻篭に立ち寄る

去年奥さんと二人で信州へドライブした時に馬篭に寄ったのだが、今年は前回行けなかった隣町の妻籠にも立ち寄ってきた。
馬篭は「まごめ「と呼ぶのに、妻籠は「つまご」で、同じかごの字をどうして違う読み方するのか不思議だが、そんなことはどうでもよい。
どちらも中仙道の宿場町で、古い町並みが保存されているので観光スポットになっている。
歩き疲れたところでコーヒーを飲もうと入った店は俵屋という名で、そこにはコーヒーと五平餅のセットで500円というメニューがあった。
一体どんな組み合わせなのかと驚いたが、興味半分で注文したらこれが意外といけた。
写真のように野沢菜が二切れほど付いていたのにも笑ってしまった。
 
 
 
ところで店の看板には五平餅の「平」が貨幣の「幣」に変えて記している看板もあった。
何でも以前現在の天皇皇后両陛下が立ち寄られて食されたのを期にこの字を使ってみたというのである。
ならば五平餅を五陛餅としてはどうかと店の人に言ってみたら、「それはちょっと…」と、ひんしゅくをかってしまった。
 
 
今年は妻籠も中国人らの外国人観光客も多く見られたが、宿場町全体はなんともいえないのんびりした平和な雰囲気であった。
傘などを売っている店のおばさんも、なにやら携帯電話で楽しそうに話していたのが印象的であった。
 

障害者用駐車スペースに堂々と車をとめる家族

 
これは先日信州へドライブしたその帰り、新鮮とうもろこしを買いたかったので開田高原の野菜市場に寄ったときのこと。
この家族は障害者用駐車スペースに車で乗り込み堂々と駐車し、やおら買い物を済まして車に乗り込むところを撮ったものだ(駐車した車の下には大きな身障者用駐車マークが見える)。車には障害者マークも無く、運転者の父親と思われる男性は健康体そのもので、家族全員どう見ても身障者とは程遠い元気なやからばかり。
アメリカなら身障者以外が身障者用駐車域に駐車すれば即刻最低250ドルの罰金が科せられる。日本はこの点実に甘い。それよりも日本人の道徳心の欠如を嘆きたくなる。ひょっとしたらこの家族はその点で 脳の障害者だ。子供たちもこうした親に育てられてはろくな人間にならないだろう。

さくら満開

今年のさくらは、好天が続いているせいか開花してからも息が長い。
先日、市内のさくらの名所のひとつである山崎川堤防を歩いてみた。
さくらは見事に満開ですでに散り始めていた。
平日にもかかわらず遊歩道は人通りも多目で、(花粉症さえなければ)絶好の散歩となった。
 
橋の上はたくさんの人
 
花いかだ
 

岐阜県高山へ旅行

先週の休日は、奥さんとドライブして岐阜県高山市まで旅行。
宮川の朝市に間に合ったので、高山味噌などを買った。
相変わらず賑わっていて、春休みだからか特に若い人たちが多かった。
 
 
 
 
この日は天気が良くて、高山美術館のある丘からは北アルプスがきれいに見えた。
穂高連峰、槍ヶ岳など雪をかぶった山々が美しかった。
 
 
 
こんなに眺望がよいのも珍しい。次の日は大荒れで雨、そしてそのあと雪が降ったそうだ。
帰りは下呂温泉の湯でゆったりしてから自宅に帰った。