Adobe Fuseと Cinema 4D

Mixamoというソフトは2015年9月ごろからAdobe Fuseとなり、Adobe CCのメンバーであれば使えます。前回はAutodeskのCharacter Generatorでキャラクタを作成し、Maya, Motion Builderでアニメーションにするやり方を示しましたが、今回はAdobe Fuse(Mixamo)で作ったキャラクタをFBXのモーション付きでcinema 4Dを使ってアニメートする方法です。MayaではFBXのリグをHIKでコントロールできますが、Cinema 4D でもできるかもしれません。

動画サイト

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AutodeskのCharacter Generatorでキャラクタ作成

少し前からAutodeskのMaya Entertainment Creation Suite Standardを使っていますが、いつもならMayaはその年の4月ごろになると新しいバージョンになるはずが、今年は2016年版のままです。そのかわりExtension2となってMASHなどの機能が追加されています。またAutodeskには他のソフトとして、Character Generatorがあり、無料版でも結構なキャラクターが作れます。さらに良いのはジョイントも含まれているのでHIKとしてそのまま作れます。そこでモーションキャプチャーを使ってアニメーションができますが、Motion Builderで簡単に移すことができます。キャラクタ作成からアニメーション作成まで実に短時間で作ることができます。その行程のチュートリアル動画は以下にあります。

サイト

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ZBrush 4R7 とKeyShot

ずいぶん待たされましたが、ZBrush4R7 がやっとオープンになりました(2015年1月30日)。

そこでかねてから興味があったKeyShotがプラグインとして使えるということなので、ダウンロードしようと思いましたがネットが繋がらずあきらめました。そのうち通じるようになると思いますが、とりあえずKeyShot HD ver.5のデモ版を使ってみました。でもこれはプラグインとしてではなく、別のプログラムとしてのものですので、ZBrush内からoneクリックで開くものではありません。ともかくKeyShot本体、KeyShot for ZBrush、それにZBrush to KeyShot Bridge (ZBridge)の3種類あって、プラグインは最後のZBridgeです。ZBrush内でスムーズにやりとりするには、後のふたつが必要のようです。そして今なら200ドルちょっととお値打ちだそうです。

ZBrush4R7のインストールとKeyShotのデモ版をはじめて使ってみた動画を、チュートリアルとしてホームページに載せました。

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謹賀新年 2015

去年は実に久しぶりに奥さんとハワイに旅行したので、羊の年賀状を作りました。

ことしもよろしくお願いします。

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Cinema 4D Xparticles

Cinema4Dのパーティクル(TP)はXpressoがややこしいし、なかなかうまくできないので、プラグインのX-Particles(V.2.59)を購入した。
チュートリアルのビデオもたくさんあるし、まずは簡単なパーティクルからやってみると結構楽しい。
ちょっと難しいことは分かっているけど、パーティクルの面白さの一つは液体シミュレーションと思うので、早速やってみた。
パラメーターがたくさんあるので、難しそうだがとりあえず2種類の設定でやってみた。

動画

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Cintiq 13HD を使ってみる

WACOMから平成25年4月5日に発売された、液晶タブレット:Cintiq 13HD をさっそく購入した。
これまではIntuousを使っていたが、以前から液晶が欲しかった。しかし22HDとか24HDは高価で手が出なかった。それに持ち運びできるやつとなると、やはり今回の13HDが有利だ。、サイズの点でも隣にあるIPADよりは十分大きく感じる。値段も99,800円で、近くの家電量販店で購入した。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA HDMI端子で画面表示するのでノートパソコンにはその端子があるのだが、デスクトップにはないのでUSB-HDMI変換アダプタを手に入れて繋ぐことにした。設定はそれほど難しくはないがノートとデスクトップではグラフィックカードのせいか、モニターの設定が複製と拡張の選択で異なっていた。
さっそくZBrushでスカルプトをやってみたけど、Intuousとは比べ物にならないほどのペンの動きと反応の良さであることがわかった。液晶は初めて使うので他の機種と比較はできないけど、私には十分だ。おそらくボタンコントロールの数は22HDや24HDよりは少ないはずだが、グリップペンとファンクションでいくつもの設定が可能なので、その点でも不満はない。

チュートリアルとまでは行かないけど、簡単な設定の仕方のミニチュートリアルを、サイトからダウンロードできます。

MDの終焉 ご苦労さん

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「MD(ミニディスク)対応機器の生産を3月までに終了する。そしてすでに携帯音楽プレーヤーの「MDウォークマン」の生産を2011年9月に終了していたが、システムステレオの出荷も停止する。」

ソニーは1月末に上記のような発表をした。MD世代(本当はカセットテープ世代)の私としてはなんとも残念で寂しいことである。が、しかし来たるべき時が来たという他はない。もちろん現在の音楽ファイルのウォークマンの良さを否定するわけでは全くない。ただテープからMDに変わったときのインパクトはすごかった。それまで出来なかった楽曲の並べ替え、消去、分離やラベル付けなどの不可能だった操作が、簡単に出来るようになったからだ。中でもソニーのMDはMDエディターなるソフトを使うことで、パソコンとMDをつなげて楽曲の名前を簡単に記録することが出来た(写真B)。MDはCDと比べて音質のレベルは低いが、より小型で録音も可能なため人気を集めた(ただ不思議なことに外国ではほとんど流行しなかった)。しかしそのうちhiMDなるものが現れて、CD並みのハイレゾ音楽がMDでも聴けるようになった。しかし、本格的なホームオーディオのプレーヤーとまではなり得なく、またポータブルとしても中途半端であった。そして時代はファイル音楽になっていった。

カセットテープはもはや持っていないが、自分で録音したMDはCDと同じぐらい数はある。ポータブルMDとしてシャープの製品(写真A)を最近まで使用していたが、かなり痛んだ状態になってしまっている。しかしまだ現役でちゃんと聴くことが出来る。こうしてせっかく集めた楽曲であるから、それらをMP3などのオーディオファイルに変換して、携帯やパソコンでも聴けるようにしたい。やり方としてはMDから音楽をパソコンの音楽ソフトで録音し、それをファイル化することができるが、時間がかかる面倒なことである。そこで極めて優れたやり方がある。それはMD機器とパソコンをつなぎ、MDの音楽ファイル(ATRC)をXアプリなどのソフトでパソコンに移し、それをWAVファイルなどを介してMP3などのウォークマン用の圧縮ファイルに変換する。ただ、それが出来る機器はソニーのhiMDポータブルのMZ-RH1のみである(写真C)。

2,3年前にMZ-RH1と、デッキ型のオンキューhiMDであるMD133を購入してあったが(写真D)、MD133はファイル変換の機能はない。壊れたときのためと思って、これらの機器についてオークションやアマゾンで調べてみたら、購入したときは各々3万円程度だったが、何とプレミアがついてしまっていた。MZ-RH1は10万円ぐらい、そしてMD133に至っては20万円近くになってしまっている。MDの最後の抵抗か。今もっているものを大事に使用するしかない。

XPERIA Z, NEXUS 7,そして iPad

とうとうスマートフォンを使うことにした。しかしどうにも、スマホのかたちで電話はしにくいと考え、旧型の携帯とは別に新規で発売されたばかりの「Xperia ZS-02E」にした。確かにこれは携帯電話ではなく、携帯パソコンと言えるくらいの代物だ。

以前からiPadは主に仕事で使っていたが、もっと持ち運びに便利なものということで、実はNEXSUS 7を少し前に手に入れたばかりだったので、ためらったが時代に乗り遅れるような気がして、ついにスマホもということになった。

XPERIA Zはスマホとして初めてなので、他の機種と比べてどうかは分からないが、画像も音楽の音もそこそだと思う。その点Kindleなどの読みものについてはNEXSUS 7かiPadのほうが良い。携帯性を考えるとiPadは歩きながら使うには大きすぎる。なのでNEXSUS 7は色んな点でちょうど良いと考える。しかしスマホと違ってWiFi以外はテザリングが必要なのでちょっとマイナス点か。

今日はバレンタインデーなので職場で頂いたギリチョコを撮ってみたが、NEXSUS 7だけはカメラが正面だけにしかなく、さらにアプリも付いていないのでカメラ機能としては不十分だ。ま、それぞれ一長一短だが、いつの日か3DCGもこれらの携帯機器でも出来るようになったら面白そうだ。
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