ビデオチュートリアル #46 sculptris 入門

ZBrushで知られているPixologicの、もうひとつのスカルプト用のソフト、sculptrisの入門的ビデオチュートリアルです。

Cinema4Dとは直接関係ありませんけど、このソフトはバージョンがアルファ6となって新しくなりなかなか面白いです。

なんといっても無料なところが絶対いい。まだ使ったことのない興味ある方は参考にしてください。

動画サイトはこちら

 

 

宮本武蔵の絵??

うちの奥さんは旧家の出で、先日その実家にあるお蔵を取り壊すというので掃除を手伝うことになった。そこには興味深い色んな古いものがあったのだが、中には戦国時代の先祖のだれかが描いた家宝というべき絵も見させてもらった。そして義父の曽祖父の父にあたる、江戸から明治にかけての先祖の人が収集した数十本の掛け軸も埃にまみれてしまってあった。「気に入ったものがあれば、いくつか持っていってもいいよ」と言われたので、面白そうな絵の掛け軸を遠慮なくいただくことした。驚いたのは谷文晁とか狩野探幽とされる作品もあった。しかし私は真贋の判別などできないのだが、おそらくそれらは偽物だと思う。その理由は、そのような有名画家の作品は当時贋作が数多く作られたということ、そして何よりも本物の絵が百年以上お蔵にほったらかしになっていようはずがないからである。

さて私が面白そうだと思い頂くことにした掛け軸のひとつに、与謝蕪村の作とされる絵があったのだが、それは老人が鹿をかわいがっている様子を描いた絵であった。特に鹿の描写が実にユニークで表情も面白いと思ったのである。

もうひとつ興味ある絵は「宮本政名」作とある、男の顔を描いた掛け軸である。強面ではあるが何となくこっけいな感じもあり、また眉、鼻毛、あごひげなどの描き方が良いと思った。いったい宮本政名とは誰だろうとネットでググって見ると簡単にヒットした。どうも宮本政名は宮本武蔵の別の名前のようだ。もちろん武蔵は剣豪で世に知られているが、じつは画家としてもかなり評価されているらしいのである。ではこの何でもない掛け軸は宮本武蔵の作品なのか?今私が手にしているのはあの巌流島で佐々木小次郎を破った宮本武蔵の直筆の絵なのか?そんな風に思うとなんだか武蔵のエネルギーが何百年を隔てて、私の体に流れ込んでくるような不思議な感覚を覚えたのだった。

しかし本当かなあ、絵にある落款(印)をみても武蔵のかどうか判然としない。ひょっとしたら武蔵とはまったく関係ない別人で、たまたま宮本政名という名前の画家が描いたものに過ぎないのかもしれない。仮に武蔵のものだとしても、どうせ贋作に違いないのだ。何故って、私がそんな価値のあるものを手にするような奇特な人間ではないと思うからである。

ネットワークオーディオ

ネットワークオーディオの便利さは、音楽をファイルとして保存しておきプレーヤーで聴く、これらに必要な操作がiPadなどでコントロールできるため、たとえばCDをプレーヤーに入れるとかという操作が不要となる点である。したがって椅子に座ったままiPadで好きな曲を選びゆっくり聴くことができる。しかしそのためにはネットワークを構築する必要がある。

 必要なものは音楽ファイルのプレーヤーたとえばLinnのDS(digital streaming)など、ファイルを保存しておくNAS(ハードディスク)、そしてiPadやiPhoneなどのコントローラー、これらをルーターで無線あるいはケーブルで図に示すように構築する。

 NASは音楽サイトなどからダウンロードしたファイル(wavやflacなどの可逆圧縮ソフトで高音質のものが良い)やCDをリッピングしたファイルなどを保存しておくもので、ルーターとは有線で繋ぎ、なるべく音が静かなものが良い。ネットワークオーディオのさきがけとして開発してきたイギリスのLinnはQNAPを推奨しているが、うちでは2TBの QNAP TurboNAS TS-119P+を使用している。

 コントローラーとしてパソコンを使用しても勿論良いわけだが、手軽さなどの点からiPadが理想である。ソフトもいろいろあるが、つい先日iPad用のKinskyという無料ソフトがダウンロードできるようになったため早速使ってみた。

 24ビット192kHzの音はさすがにすばらしいが、16ビット44.1kHzのCDリッピングしたものでもDSで聴くと音が良くなるから不思議である。しかしアナログレコードをLinnLP12で聴くのが最高だと思っている私としては、DSが良いといってもそれはアナログの音にますます近づいているに過ぎないのだと考えている。

 写真はうちのシステムであるが、DSはLinn Akurate DS(旧タイプ)、プレアンプはマッキントッシュ(近々LinnのAkurate Kontrol /Kが届く予定)、パワーアンプはここではマッキンではなくHalcro(4オーム400ワット)を使い、コンデンサスピーカーであるQUAD ESL2805 を鳴らしてみた。このHALCRO MC20は日本ではあまり知られていないが、D級アンプでありながら低音の伸びはよく消費電力も少ないそうだ。そしてQUADのスピーカーと合っているという情報をネットで知ったので、中古展示品を安価で購入したものである。

 LPレコードをジャケットからおもむろに取り出し、ブラシで掃いてターンテーブルに静かに載せ、パチパチ音をむしろ快感と感じながら聴くアナログの世界は至福の時であるが、なにせ年を取るとあまり体を動かさずにできるネットワークオーディオも、実にありがたいもので手放せなくなってしまう。

ランボルギーニの動画

これはスポーツカーの動画であるが結構迫力がある。
ランボルギーニの「アヴェンタドール LP700-4」という新しいスポーツカーで、車の走行ロケはアメリカ、カリフォルニア州のCoyote Dry Lake という砂漠で行われた。

動画はSehsuchtというドイツのプロダクションが作成した。どことなく映画「2012」を思い出させる感じだが、ダイナミクスや道路のひび割れ、煙などのコンポジションはCinema4DのMographとSoftimageのプラグインであるMomentumが使用されたらしい。

ちなみにこの車はミッドシップエンジンで排気量6.5リッターのV型12気筒。最高出力700psと最大トルク690Nm、4輪駆動で最高速度350km/h、0-100km/加速2.9秒というすごさだ。車高がかなり低いのに道路のひび割れも難なく通っていってしまう(W)。お値段は約4000万円ということだが動画を見るだけならタダ。

臓器売買事件

臓器移植に絡む臓器売買の犯罪で医師と関係する暴力団員が逮捕されたという事件があった。ある意味で起こるべくして起こってしまったとも言える。

臓器移植を希望する患者さんたちの数に比べ、臓器移植提供数が圧倒的に少ないというのが根本的問題であり、それが解決されなければこのような忌まわしい事件は今後も起きてしまうだろう。どうしてこういうことになってしまたのか、それは国がとってきた政策に問題がある。

1985年に脳死と臓器移植に関する法律が作られたが、個人的にはこれは歴史上悪法と言える。つまり、当時世界のどの国をみても脳死臓器提供は脳死者本人の意思あるいは遺族の同意があれば認められていた。しかし日本だけは本人の意思のみ、しかも書面で表記されている場合に限るというものであった。ドナーカードを普及させようとするぐらいでは、移植推進のために一生懸命努力しても進むわけがない。

当時多くの国民にとって現実に脳死という考え方が理解できなかったのも事実であるが、脳死を人の死と認めず臓器移植に反対する、いわゆる知識人たちが言いたい放題に脳死移植反対を唱えていたのも、推進を阻んだ大きな理由のひとつでもある。たとえば哲学者の梅原猛あるいはライターの立花隆や作家の五木寛之などが上げられる。

その後2010年にやっと遺族でも提供意思表明による移植を認める改正法が施行されるに至ったが、当然予想されたごとくその間脳死移植は100例にも至らず、これはアメリカ国内で行われる脳死移植が一晩で数十例という事実と比べれば驚きの差という他はない。その反対に日本では、たとえば親からわが子へといった家族内で行う生体移植の比率は90パーセント以上と多く、諸外国とは正反対である。隣の子供が病気になってもあまり感知せず、わが子のことになると狂ったように一生懸命になるという国民性だと非難されても仕方がないだろう。

私はかなり昔から、脳死は人の死であり当然脳死臓器移植に賛成をしてきた。たとえ心臓が動いていても脳の細胞に血液が巡らず、いずれ脳がどろどろになって腐ってしまい、なにも考えることが出来ない状態など死のほかに何があろう。

私自身の意思はと言えば、平成9年ドナーカードを取り寄せ署名して、以来ずっと財布に入れて持ち歩いている。そのためカードは縁がぼろぼろになってしまっているくらいだ(写真)。

今年の節電対策

東日本大震災の影響で中部電力も浜岡原発を停止したため、名古屋に住む私も節電対策を講じなければならない。とりあえずパソコンを24時間ONとしている自宅サーバー、そしてもうひとつはオーディオについての対策が必要だ。
 自宅サーバーについては100GBのストーレージのレンタルサーバーを借りることにして少しずつ移動しており(http://3dcgfunplaza.com/)、6月いっぱいで自宅サーバーを終了するか、夜間停止をするかと考えている。
 オーディオについてはそう簡単ではない。音楽を聴く前に最低1時間はアンプの電源をONにしなければ良い音が出ないこと、そして問題なのはスピーカーだ。今使っているメインのスピーカーはコンデンサー型であるため(クォード ESL2805)、これは湿気に弱いという欠点があるので、オーディオ店長のすすめで24時間通電している。そうしなければもし湿気でやられたら修理代が馬鹿にならない。乾燥機を使うにしても常時ONにしないといけないし、結局スピーカーの通電は仕方ないので続けることにしている。。
 外で飲んで遊んだりするよりは健康的な趣味だよ、ということでCGとオーディオには奥さんにも大目に見てもらっていたが、趣味に関してだけに出来るだけ誠意を示さなければならないようだ。

ビデオチュートリアル#45 頂点マップとテクスチャ

今回のCienma 4Dビデオチュートリアルは、頂点マップでテクスチャリングをするやり方です。
UVがなくても頂点マップを作成して、その部分にアルファチャンネルを用いてテクスチャリングします。
汚れや衣服の変色などを表現するのに便利そうです。
初心者の方は参考にしてください。
(動画下のタイトルをクリックするとVimeoのHDで見ることができます)

Cinema 4D Vertex mapping and texturing from sunnyboy on Vimeo.

USA! コールに沸く米国と不安

あの衝撃的な9.11事件をNHKのニュースでリアルタイムで見ていた時から、早いものでもう10年たった。そしてつい先日5月1日(日本では5月2日だったか)に、そのテロを計画した本人とされるオサマビンラデンが、アメリカ海軍の秘密特殊部隊、「SEALSチーム6」によって殺害された。そのニュースの直後全米が歓喜に沸き立った様子もニュースで流れた。MLBのメッツとフィリーズの試合が行われていた野球場の観客は、携帯のニュースなどでそれを知ったのだろう、やがていっせいにスタンド全体が「USA、USA」コールの嵐となった。気の毒なのは何も知らない選手たちで、ちょうどその時バッターボックスに立った選手は空振り三振となり、ベンチで怒っていたのもテレビで放映されていた。
 ビンラデンの死体の顔写真が現地の新聞やネットなどで流れたが、それが偽造されたものだという情報も数多く出て、結局それは画像ソフトで合成されたものであったらしい。CNNニュースでは、今後アメリカ政府がビンラデンの死体の写真を公表するかどうか検討中であるという。
 しかし素人ながらに疑問に思うことがある。それは、殺害されて後あまりのスピードの速さで死体は海軍によって運び出され、空母カールビンソンにてだびに付したというのである。イラク戦争時のフセイン大統領は生け捕られ、後に絞首刑になったのとはかなり異なる。またビンラデンであることをDNA鑑定で確認したとしていることも本当かなと思う。DNA検査には多少時間がかかるだろうし、そもそも空母カールビンソンでそんな検査が可能なのかということである。
 オサマビンラデンと言えば過去にも重病説が流れたりした。特に腎臓病があり人工透析治療をしているともうわさされていた。しかしニュースで殺害時の状況の一部が写真報道されていたが、明らかな透析機器などはなかったようだ。
 ともあれ、ビンラデンが死亡したことは間違いないだろう。殺害時に救出された親族や他の人たちは確保されているので、やがてそれらの証言でも証明されるだろう。おそらくかなり綿密に計画されたオペレーションであったにちがいない。ただアメリカがアフガンから撤退する計画であること、オバマ支持率が低下していたこと、また直前にウィキリークスが重要な情報を流したことなど、いろんなことが重なってこのタイミングとなったかもしれない。5月1日はヒトラーが死んだ日であり、またメーデーの日でもある。共産主義を嫌うアメリカとなにか関連があるのかもと疑いたくもなる。
 しかし、アルカイダやイスラム原理主義の反抗や新たなテロを起こすのではという不安を生んだことも事実である。アルカイダテロ組織が核攻撃をしかけるかもしれないという最悪のシナリオもアメリカは認識しているようだ。2006年にはアメリカ高官たちが、核によるテロ攻撃があるとの情報から、一斉にワシントンから避難したという事実もあるらしい。そんなことを言えば日本は別の深刻な核問題をかかえているのだが、このうえ原発がテロに見舞われたら、それこそ悪夢中の悪夢になってしまう。

映画「英国王のスピーチ」と音楽

最近奥さんと映画『英国王のスピーチ』を観た。アカデミー賞など4冠 をもらっただけあって見ごたえがあり、特に奥さんの評価は高かった。私自身も満足したわけだが、少し気になったところがある。それは映画の中と終了後に流れた音楽についてである。
 この映画のテーマは吃音に悩むイギリス国王(現エリザベス女王の父)が、必死の努力で克服し、第二次大戦のドイツ空爆開始の直前に歴史的スピーチを成功させるという感動実話に基づいた内容である。
 そこで気になったのは何かというと、映画の要所で流れた音楽のほとんどはクラシックだったのだが、違和感を覚えたのがその選曲である。まずモーツアルトのフィガロの結婚序曲、ベートーベン交響曲第7番、それにピアノ協奏曲第5番「皇帝」、モーツアルトクラリネット協奏曲等々である。
 映画の中でドイツ軍行進は実写フィルムが使われるが、そこでは国歌ベートーベン交響曲第九「合唱」のメロディである。これは仕方がないとしても、映画の終盤はドイツ軍の空襲が始まろうとする緊迫した状況を表現しているのに、ベートーベンなどのドイツの作曲家の曲が選ばれているということである。なぜイギリスの作曲家の音楽が選ばれていないの?という単純で素朴な疑問を持ったのである。
 しかし奥さんの意見は違った。つまり良い音楽は世界普遍のものであるから、誰がどこの国籍だから良い悪いというのは問題ではない、むしろ問題とするのがおかしい、というのである。…なるほど、そう考えれば気にすることもないのだというふうに、結局この件に関しては今では私も気にしていないというところに落ち着いた。
 しかし、もう一言付け加えたいことがあるが、それは映画の終了後に流れた曲で、たとえばベートーベンピアノ協奏曲第五番の第二楽章とか、モーツアルトのクラリネット協奏曲第一楽章などはあまりにも有名できれいな曲であり、ただ良い曲を寄せ集めただけという感じがした。それにクラリネット協奏曲に至っては、導入部から曲が流れていよいよクラリネットの演奏が始まるぞ、というまさにそこで終わってしまうのである。何それ、という思いであった。

ビデオチュートリアル#43 ZBrush と Photoshop の Go Z およびアップデート

Zbrushが新たにPhotoshop にもGoZを使えるようにしました。PSはCS4かCS5にしか使えませんけど、PSには3Dオブジェクトを扱える機能があるのですごく便利になりました。
こう言っては何ですが、BodyPaintでできないPSのペイント機能が使えるという点ですばらしいです。

これまでCinema4DとZBrush のビデオチュートリアルを購入していただいた方々にもお知らせしたいという意味もあり、今回は新しいPSのGoZのインストールや使い方についてのチュートリアルを作りましたので参考にしてください。

チュートリアルサイトはこちら